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バブル時代に日本ではボージョレ・ヌーヴォーや高級料理店が大流行し、空前のワインブームが起こった記憶がある。私はバブル時代にはまだ未成年だったため、残念ながら高級ワインを堪能するような機会には恵まれなかったが、父が酒好きであったこともあり、比較的優良なワインを知らず知らず飲んでいたようである。
ワインに興味を持ち始めたのはカリフォルニアに住み始めた後で、今更ながら「あの時もっと味わって飲むんだった・・・」とか「もっと父にワインについて教わっておくんだった・・・」と後悔している。 さて、今回はカリフォルニアワインの日本とアメリカとの価格差について触れたい。 みなさんもご存知の通り、アメリカでワインを購入して日本にお土産として持ち帰る場合、一人3本まで免税(750ml×3)になる。それ以上は1本につき確か150円関税を払わなければならない(’03年5月現在)。これは逆にいうと関税さえ払えば、好きなワインを何本でも持って帰れるということ(重量に限度があるけどさ)。日本の小売店でかなり高額で売られているカリフォルニアワイン。関税をケチって「あ~、もっと買っておくんだった」と後悔したくはないよね。 では、カリフォルニアワインを日本の小売店で買う場合とアメリカの小売店で買う場合、いくら位の価格差があるのだろう?写真のワインで比較してみよう。 LAの小売店での購入価格は$21.64($19.99+TAX$1.65 日本円で約2600円)。日本で全く同じ2000年フロッグスリープ・ジンファンデルの小売店価格を調べると、だいたい3300円~3800円くらいで販売されている。これに消費税がかかるのでアメリカの約1.5倍の価格。更にレストランで飲むと小売価格の2~3倍の金額なので、安く見積もっても5000円~7000円かかる。 流通経路は[ ワイナリー→輸入業者→卸売業者→小売店(→レストラン)→消費者 ] となるわけで「そりゃ高くもなるわな・・・」と溜息が漏れるのは私だけ? 日本に帰国する際に、友人達に「お土産は何がいい?」と聞くと、必ずと言っていいほど「カリフォルニアワイン!!」と言われる。上記のようなことを考えると、少しくらい関税を払っても、重たい思いをしてもワインをお土産に持って帰ってあげたくなりますよね?
by finedayny
| 2002-05-20 15:23
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